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お知らせ

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協会理念

2020年50歳以上の女性は半分以上となりました。平均寿命が86歳の日本人女性には、閉経してから35年あります。
人生100年時代。
閉経してからの50年間をどう過ごしていくのか、現代女性の大きな課題となりました。
“アンチエイジング”という抗う方向ではなく、ポジティブに捉えた生き方、アクティブエイジングを目指して行きましょう。
歳を重ねて行くことを受け入れながら、女性として、美しく輝いて生きていくためにデトックス&腸内環境改善&ホルモンケアが必須です。



1.デトックス

DETOX 毒を取り除くこと。解毒・排毒です。
身体に良いものを取り入れる前に、まず身体に既に蓄積している、毒(TOX)を取り除くことの重要性があります。
せっかく身体に良い栄養成分を取り入れたとしても体内に毒素が溜まっていると、うまく吸収されず、その効果も期待出来ません。
「引き算してから足し算する」という健康法です。
人体に有用なミネラルは16種類あり、必須ミネラルと言われ、カルシウム・リン・カリウム・ナトリウム等があります。
一方、人体に蓄積されると有害なミネラルは、水銀・鉛・カドミウム等の重金属です。
細胞やDNAを傷つけ、老化や様々な病気となる、活性酸素を体内で大量に発生させるものもあります。
大森医師による、デトックスについての正しい情報提供をしていきます。



2.腸内環境改善

体内の有害物質の排泄は、75%は便から、20%は尿から、3%は汗から、2%毛髪・爪からです。
デトックスの観点からも、毎日の排便が大切です。毎日バナナ便が出ていますか?
1日2回位するりと出るのが理想です。腸は免疫の要でもあります。
免疫の要のリンパ球の約8割は、腸(小腸7割、大腸1割)でスタンバイしています。
コロナ禍の現代は、必要な時にしっかり作動し、かつ過剰にならない免疫力が必要です。
また、ハッピーホルモンのセロトニンの9割は腸で作られています。
このセロトニンは脳では働きませんが、腸と脳は迷走神経でつながっていて、互いに影響を与えています。
腸を良い状態に保っておくことが脳を正しく働かせるためにも重要です。
腸内環境は、毎日の便通でもある程度わかりますが、腸内細菌DNA検査にも挑戦してください。
腸内細菌DNA検査は、遺伝子を調べる次世代シーケンサー検査方法で、
善玉菌、悪玉菌、日和見菌といったざっくりとした分類ではなく、今まで分からなかった腸内細菌の種類や割合がわかります。



3.ホルモンケア

女性ホルモンの分泌は、一生でティースプーン1杯です。
この一杯で、子供から大人の女性に、妊娠、出産、授乳までできるようになる、スーパーパワーのホルモンです。
その分泌のピークは25歳。40歳でピークの1/2。閉経する50歳頃では、ピークの1/5以下になります。
このパワフルな女性ホルモンの分泌が少なくなることで、様々な不具合が起き始めるのです。
更に名前の通り「女性力」のホルモンで、女性の美しさを司ります。
女性ホルモンは、エストロゲンとプロゲステロンの2種類があります。
排卵前にはエストロゲンが、排卵以降にプロゲステロンがピークになります。
二つのホルモンは、バランスがとても大切で、PMS がひどい方は、バランスが乱れていることが多いです。
そしてエストロゲンは、コラーゲンの生成を促してくれます。骨の20%もコラーゲンです。
お肌のハリ、ツヤが減るだけでなく、骨組織にも注意が必要になります。
また、内臓脂肪がつきやすくなり、脂質異常症、高血圧、糖尿病などの生活習慣病が出てくる方も増えてきます。
そして、甲状腺ホルモンは、パワーのホルモンです。

40歳以降の女性の4人1人は、甲状腺の機能低下とも言われていて、
エネルギー生成が落ちるので、疲れやすい、やる気がでない症状が出てきます。
甲状腺は、脂質代謝にも関与しています。
女性ホルモンはコレステロールが原料で、40代以降の女性は、ホルモン生成量が減り、
また甲状腺はコレステロールの仕分けの役割もあり、甲状腺の機能低下により、コレステロールが体内で使えなくなります。
ですから、「材料が不要になる」「体内で使えない」のダブルの理由で悪玉コレステロールが高くなります。
私たちは、食べた物でできています。
脳も胃腸も爪も、女性ホルモンも甲状腺ホルモンも、私たちが選んで食べた物でできています。
何を食べるかは、とても大切です。外見も内面もすべて自分自身で創造していけます。
自分の身体をゴミ箱のように扱っていませんか?
本当に必要なものを、感謝して味わいながら食べていますか?
もちろん適度な運動、しっかり睡眠できることも大切です!